ラブホテルの裏側:
従業員たちの苦労 その2

ラブホテルを利用する人にとって、そこは最高にプライバシーの配慮を感じる空間であることでしょう。

◎ 人目につかない出入り口(ドアtoドア?のガレージ形式も有)
◎ ランプが光って誘導する暗いダンジョン(駐車場)
◎ 上りと下りで分けられたエレベータ
◎ フロント不在のタッチパネル
◎ 個別に仕切られ、他のカップルが見えない待合室
◎ 刑務所風に、小窓から差し入れされるルームサービス
◎ 自動精算機

完璧です!!完璧なプライバシー保護システム!!
ラブホテルを入ってから出るまで、パートナー以外の人間を見ることもなく、見られることもない・・・すばらしい!!

・・・本当にそう思っていますか?
残念ながらその認識は間違いです。

部屋の外での客の姿は、監視カメラによって従業員たちに見られています。
「あらやだ、ちょっとぉ~ お隣のダンナさん不倫だわ」とか、従業員同士で会話してたりするのです。
建物の構造によっては、部屋に入るまでの楽しい会話も聞こえています(ひぃぃ~~)

客は、車から降りて部屋に入るまでの全ての動作を見られているのですから、厳密には、プライバシーが保たれているというのは、錯覚なのです。

しかし、ホテルの従業員は、あくまで客に見られてはならない黒子的な設定です。
そのため、廊下などで客とはちあわせしそうになると、忍者のごとく非常階段や壁のかげに隠れてやりすごさなくてはなりません。

まさにエイリアス。

ラブホテルで働く人々は、その存在を利用者の前から極力消すことによって、客のプライバシー保護という幻想を提供していることになります。

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